人工心肺を用いた体外循環について正しいのはどれか。
- ヘパリンは送血管および脱血管の挿入が完了した後に投与する。
- ACT(活性化凝固時間)は150〜250秒に維持する。
- 目標とする至適灌流量が得られた状態を完全体外循環という。
- 血液希釈限界はヘモグロビン10g/dLである。
- 復温灌流中には送脱血温の温度較差を10℃以内とする。
正解5
正解は「5」。復温時に送血と脱血の温度差が大きいと、血液中に溶けていた気体が微小気泡となって析出するため、温度較差は10℃以内にとどめます。1のヘパリンはカニューレ挿入前、2のACTは400〜480秒以上、3の完全体外循環は心臓を経由する血流がなくなった状態、4の希釈限界はヘモグロビン7g/dL前後が目安です。