開心術における心筋保護について正しいのはどれか。
- 心筋保護液において血液添加は不可欠である。
- 逆行性心筋保護液注入圧は30mmHg以上とする。
- 心臓の常温虚血時間の安全限界は5分未満である。
- 低温によって心筋酸素消費量は低下する。
- 高度大動脈弁閉鎖不全症例では大動脈基部から心筋保護液を注入する。
正解4
正解は「4」。心筋保護の基本は低温により心筋の代謝と酸素消費量を抑えることです。1の血液添加は必須ではなく晶質液のみの心筋保護液もあり、2の逆行性注入圧は40mmHg以下、3の常温虚血の安全限界は20分程度、5の高度大動脈弁閉鎖不全では大動脈基部から注入すると心室に流れ込むため冠動脈口へ直接注入します。